ファイアウォール ネットからの無断侵入を防ぐ (日経より)
パソコンの中にあるファイルをのぞき見されたり、勝手に書き換えられたりといった犯罪を防ぐには、
自分のパソコンに"カギ"をかける必要がある。住まい同様、パソコンにも防犯対策が不可欠なのだ。
これまでネットヘのアクセスはダイヤルアップ接続が主流。
この方法では、住所に相当する「IPアドレス」が毎回変化する上、常にネットに接続されているわけではない。
しかし急速に普及している常時接続の環境下では、
IPアドレスは固定、あるいはかなりの長期間同じであることが多い。
必然的に外部から、の無断侵入は容易になる。
対処法はいくつかあるが、もっともシンプルなのが
自分のパソコンからインターネットヘの仲介役を行う「ルーター」という装置を利用することだ。
個人向けルーターには、「外部からの接続要求を特に指定があるパターン以外は受け付けない」
という機能があるため、侵入者がユーザーのパソコンに知らぬ間に接続するのを防いでくれる。
しかし、これでも完全ではない。「トロイの木馬」という手法があるからだ。
トロイの木馬はオンラインソフトなどに潜伏して侵入するウイルスのこと。
パソコンがウイルスに汚染されてしまうと、ルーターによるセキュリティー効果は期待できない。
自分のパソコン側から接続要求を出してしまうためだ。
こうした攻撃に対しては、
数多く市販されている個人向けの「ファイアウォール」と呼ばれるソフトを使うといいだろう。
インストールしておくだけで、自動的に無断侵入を防いでくれるものがほとんどで、複雑な操作は必要ない。
「パーソナルファイアウォール」をキーワードに検索すると、数多くの製品を見つけることができるので、
好みに応じて選べば良いだろう。(フリージャーナリスト:本田 雅一)
P.9 [先頭へ] [常に一つ前へ戻る]
〒メール〒araichi@livedoor.com